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2019年05月03日

BTSという若者たちに学ぶ

学ぶべきではないだろうか。





たとえ、どんな裏があろうと・・・。
学ぶことは多い。





  


Posted by ReNTReC. at 01:38Comments(0)音楽

2019年05月03日

良いものは良い。

いつか地元で・・・。



で、展開。



こんな音が街のあちこちから聴こえる、別府。
ないか。
あるか。  


Posted by ReNTReC. at 01:13Comments(0)音楽

2019年05月03日

From 平成 to 令和

5月2日の地元紙の朝刊に素晴らしい記事。
谷川俊太郎さんの詩を引用されていた。
不覚にも目頭がアツくなった。
新聞を読んでこんなことがあろうとは。
怒られるか。
でも、抑えられない。






「ここ」

谷川俊太郎

どっかに行こうと私が言う

どこ行こうかとあなたが言う

ここもいいなと私が言う

ここでもいいねとあなたが言う

言ってるうちに日が暮れて

ここがどこかになっていく
  


Posted by ReNTReC. at 00:52Comments(0)時代

2019年03月21日

音のない世界

『the tribe』(2015年・ウクライナ)をまだ観ていないという方が羨ましい。
今からあの感動とショックを味わえるなんて。
友人であり、師匠であるデンマーク人からDVDを譲り受け、パッケージがなんともだったので暫くは放置していた。
ある日、いい加減観ないとくらいの軽い気持ちで観たのが、観終わった頃にはもう一度観たいという衝動を抑えきれなくなっていた。
で、観た。
また感動。
まず驚くべきは台詞無し。
当然、字幕無し。
なのに内容が完全に理解出来る。
なんのことか判らないでしょう。
この手があったか、でも2回は使えないよな。
それで良いのです。
なかなかレンタル出来ない作品かと思われるので、もしも見つけたら迷わずに借りて下さい。
観て下さい。
『the tribe』を語る会を是非ともしましょう。



監督:ミロスラブ・スラボシュピツキー
脚本:ミロスラブ・スラボシュピツキー
出演者
グレゴリー・フェセンコ
ヤナ・ノビコバ
ロザ・バビィ
オレクサンダー・ドジャデヴィチ

  


Posted by ReNTReC. at 23:28Comments(0)映画

2019年03月21日

これでいいの?

最近はもっぱら映画。
音関連の訓練にはもってこい。
ただ、カテゴリーを「映画」としているけど、少し入り口の角度は違うか。

2019年3月19日の地元の地方紙の2面にとんでもない記事が掲載されていた。
小さな記事。
しかし、内容から受けたショックはかなりのもの。
全文を引用するといろいろと問題がありそうなので一部だけ。

殺人ロボの制御
「人間の関与必須」
開発規制で政府見解


ジャーナリズムの責任を果たす為にはこのサイズが精一杯だったのか、それともたいした内容ではないと判断したのか、いずれにもとれてしまう塩梅。
報道の詳細は前提がずれているとしか言いようがない。(もちろん、新聞社への批判でありません。誤解なきよう)

そんな中で思い出した映画が、スノーデンものもあったが、こちらかと。

映画『大統領暗殺』(2006年・イギリス)より。

モキュメンタリーものの傑作ではないでしょうか?



  


Posted by ReNTReC. at 22:07Comments(0)映画

2018年06月28日

あ、この曲・・・

最新なのか、MacのCMでとても大好きな曲が流れていた。
やはり、良い曲だ。
AppleのCMは本当に選曲が良いな。





『The Story Of An Artist』
Daniel Johnston

Listen up and I’ll tell a story
About an artist growing old
Some would try for fame and glory
Others aren’t so bold
And everyone in friends and family
Sayin’ “hey go get a job
Why do you only do that only
Why are you so odd?
“And we don’t really like what you do
We don’t think anyone ever will
We think you have a problem
And this problem’s made you ill”
The artist walks among the flowers
Appreciating the sun
He’s out there all his waking hours
Oh and who’s to say he’s wrong
But the artist walks alone
And someone says behind his back
“He’s got some gall to call himself that
He doesn’t even know where he’s at”
And they sit in front of their tv
Sayin’ “hey isn’t this a lot of fun”
And they laugh at the artist
Saying “he don’t know how to have fun”
Listen up and I’ll tell a story
About an artist growin’ old
Some would try for fame and glory
Others like to watch the world



『ザ ストーリー オブ アン アーティスト』
ダニエル・ジョンストン

聞いてくれる?
今から1人の芸術家が歳老いて行く話をしたいんだ
ある人がね、名声と栄光を手にする為に頑張ったの
他の皆んなは、勇敢じゃないの
お友達や家族なんかがさ、
言うんだぁ
「仕事見つけてこいよ。
お前は1人で何やってんだ?
何でそんなに変なんだよ?」
「それにさ、俺たちは、お前がやってることがマジで好きじゃないよ。
俺たちは、誰もお前を望んでくれるとは思わないし
俺たちは、お前が問題を抱えていると思ってるよ
それはお前が病気だからだよ」
芸術家は、1人太陽に感謝をしている花々の間を通り抜けて行く
彼は外で一日中歩き回るんだ
ああ、誰が彼を間違っていると言うのか
でもその芸術家は、1人歩いて行く
又、誰かが背後から言うんだよ
「彼は、自分でもわかってる無礼な奴だ。でも、自分が今どこにいるかさえ、わかっていないんだよ」
そうやって、彼らはTVの真ん前に座っているのさ
奴らが言うには「なあ、こいつメチャクチャ面白くないか?」
と言って、その芸術家の事を馬鹿にする
奴らが言うには「こいつ楽しみ方も知らねぇんじゃないの?」
聞いてくれる?
今から1人の芸術家が歳老いて行く話をしたいんだ
ある人がね、名声と栄光を勝ち取る為に頑張ったの
他の人達は、ただ世界を傍観してるのが好きなだけなのさ


歌詞に関しては、こちらから転用させていただきました。
素晴らしい訳詞です。
https://lyra4m.com/danieljohnston-thestoryofanartist/  


Posted by ReNTReC. at 17:04Comments(0)音楽

2018年06月28日

お知らせ

関係者各位

お世話になっております。
遅きに失した感があり、今更のご報告で恐縮ですが、6月5日よりお店を休んでおります。
諸事情にて皆様にご連絡およびご報告が遅くなりました非礼、お許し下さい。
また、一部の方にはすでにお知らせを致しましたが、平成30年8月より北高架商店街は耐震工事のため平成31年2月まで通行が不可の状態となります。
約8か月という少々異例の状況ですが、北高架商店街がなくなるということではございません。
工事終了までの期間、休業や仮店舗での営業と各店舗におかれましては、それぞれの対応となります。
全店舗が一斉に休業というわけではありません。
平成30年8月から11月まで、平成30年11月から平成31年2月までのそれぞれ4カ月間の二段階の営業と休業またはその他の対応となります。
来年の2月には最良の形でお客様をお迎えできるよう、各店主一同頑張っております。
今後とも何卒ご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。
尚、平成30年7月28日(土)にささやかではありますが、宴を計画しております。
内容は随時ご案内致します。
おそらくは午前中からワイワイと騒いでおりますので、お時間が許しましたら、是非ともお立ち寄り下さい。
お待ちしております。
担当はReNTReC.日名子(ひなご)です。
rentrec.beppuongaku@gmail.com までご連絡下さいますよう。
ちなみに、ReNTReC.は8月より別府市内の駅前通りで営業を致します。
今度は早めにご案内致します。

ReNTReC.
日名子
  


Posted by ReNTReC. at 16:55Comments(1)文化

2018年01月14日

別府ブルーバード劇場

明けましておめでとうござます。
旧年中も本当にお世話になりました。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

さて、年末から年明けとほぼ毎日2本ベースで映画を観ております。
とあるイギリス映画を観て、「面白い!」と感動したのでイギリス人の友人に伝えると、「あの映画はマズい!」と日本語で返されました。
何がマズい?と尋ねると、演出がマズいと。
あらら、と思いながらも、なるほどねと感心したのです。
面白い映画でしたが・・・。

主にPCやDVDでの視聴ですのでたまには映画館へと思い、地元の別府ブルーバード劇場へ。
韓国アニメ「我は神なり」を観ましたね。
面白かった!!!
最近は日本のドラマや映画でもバッド・エンドが少しずつ増えていますが、やはりハッピー・エンドの歪みに少々の違和感がある私としては、バッドの方が成り行きが自然で落ち着きます。
バッドが正しいというわけではありませんが。

映画のストーリーではなく、製作そのものがバッド・エンドとなったケースもあります。
監督が途中で変わるとかはよく聞きますが、製作そのものが頓挫したなど。
近々、別府ブルーバード劇場でそんな映画の伝説が記録されたドキュメンタリー映画が上映されます。

『ホドロフスキーのDUNE』(監督:フランク・パヴィッチ / 2013年)


解説:フランク・ハーバートの「デューン 砂の惑星」を原作に、サルバドール・ダリやミック・ジャガー、オーソン・ウェルズ、メビウス、H・R・ギーガー、ピンク・フロイドら豪華スタッフ&キャストをそろえながらも、撮影前に頓挫した同作の驚きの企画内容や製作中止に追い込まれていった過程を、ホドロフスキー自身やプロデューサー、関係者へのインタビュー、膨大なデザイン画や資料などから明らかにしていくドキュメンタリー。
(以上、goo映画より引用)

是非とも観て頂きたい!!
上映が、いや完成が実現しなかった映画がその後にどれほどの力を発揮したか。
夢を現実のものとする努力は決して実現しなくても、必ず別の形で成果を発揮する。
そんなことを教えてくれます。

作中の感動した言葉を少しだけ。

ポドロフスキーは時代の先を歩いていた。
人々が追いつくにのに数十年もかかるのが問題だった。
観客やハリウッドの重役の意識を変えたいと思うならば、環境全体を変えるまで、辛抱強く待つ必要がある。
『デューン』の惑星学者のように数千年もだ。
システムに浸透するまで時間がかかるが、今すぐそうなってほしいと彼は願った。
彼が望むような映画が作られるのは、実際には何世代も先になるだろう。

リチャード・スタンリー / 『ハードウェア』監督

その後に続く、ホドロフスキーと息子のブロンティスの言葉も感動的です。

映画のみならず、現実社会においても意識改革というものがどれほど難しいことか。
現実はいかようにも歪められ、操作されて我々の前に現れてきます。
その中に含まれている正義と悪が身を表すまでにかなりの時間を要します。
深読みをしすぎかもしれませんが、この映画はそんなことも教えてくれる気がします。

あ!
SF映画が苦手な方には少し判りにくいかもしれません。
これを機会に是非とも作中で紹介される作品をご覧になっていただければ・・・。

2018年1月27日(土)〜2月2日(金)、別府ブルーバード劇場にて上映です。
その後、ホドロフスキー監督作品も上映予定です。
いやぁ、ワクワクしますね。
http://www.beppu-bluebird.info  


Posted by ReNTReC. at 11:09Comments(1)映画

2017年11月03日

渡邊琢磨という音楽家

少し古い写真ですが・・・・。



渡邊琢磨という音楽家をご存知でしょうか?
近年、映画の劇伴やCM音楽でその存在を世に知らしめようとしている。
まずは氏のプロフィールを。

渡邊琢磨
1975年仙台市出身。高校卒業後米国へ留学、作曲を学ぶ。帰国後、COMBOPIANO名義で活動を開始。その後、NYに渡り鬼才プロデューサー、キップ・ハンラハンとの共同制作でアルバムを次々とリリースし、イギリスの音楽専門誌「WIRE」をはじめとする様々なメディアで高い評価を受ける。
以降、国内外のアーティストと多岐に渡り音楽制作等行う。  
2004年、内田也哉子、鈴木正人(Little Creatures)とsigh boatを結成。
2007年、デヴィッド・シルヴィアンのワールドツアー18カ国30公演にピアニストとして参加。
2008年、内橋和久(gt)、千住宗臣(ds)とCOMBOPIANOをバンドとして再編。 
2014年、本人名義としては6年ぶりとなるアルバム『Ansiktet』をリリース。
同年、本人主宰による室内楽アンサンブル’Piano Quintet’(梶谷裕子、須原杏、徳澤青弦、千葉広樹)結成。映像作家、牧野貴との共同制作による『Origin Of The Dreams』を渋谷WWWにて上映初演(翌年、ハンブルグ国際映画祭にてワールドプレミア上映され好評を博す)。
ソロやバンド活動以外にも国内外の映画音楽、劇伴などを多数手掛ける。
近年では、冨永昌敬監督映画『ローリング』(2015年)、テレビドラマ『ディアスポリス-異邦警察-』(2016年)、熊切和嘉監『DIRTY YELLOW BOYS』(2016)、吉田大八監督映画『美しい星』(2017年)、タナダユキ監督『資生堂・Laundry Snow』(2017)、染谷将太監督『ブランク』(2017年)、日比遊一監督『ブルーバタフライ』(2017)、ほか劇場公開待機作品多数。

渡邊琢磨 オフィシャル・サイト
http://www.takumawatanabe.com/

2017年11月2日、豊後大野市三重町のエイトピアおおのにおいて、渡邊氏が大分の演奏家(大分芸術文化短期大学関係の方々)と書き下ろしの楽曲を演奏するという演奏会が開催された。
ピアノと弦楽の演奏。

11月2日(木)大分県エイトピアおおのホールにて、渡邊琢磨が弦楽5部とピアノによる新作(タイトル未定)を初演。
2017年11月2日(木)
開場18:00/ 開演18:30
※入場無料
会場: エイトピアおおの (大分県豊後大野市三重町内田878番地)
1st Violin: 上野美科、甲斐田柳子 
2nd Violin: 堀井亜紀子、友松夕希美 
Viola: 柳井かんな、島森恵三 
Cello: 田村朋弘
Contra Bass: 時津りか
Piano: 吉元優喜乃

集客の面は必ずしも嬉しい状況ではなかったが、演奏を聴取する現場としては満点の、とにかく素晴らしい状況だった。
今日の日本において、彼ほど過小評価という現実にさらされている音楽家を私は知らない。(渡邊さん、ごめんね。)
もちろん、氏の魅力に取り憑かれている人々は沢山いる。
日本では音楽家が大成する場合、音楽とは無関係のタスクが必要になるように感じる。
良好なマネジメントとの出会いのタイミングも大切。
音楽家が音楽家として評価される環境は、特に地方都市では確立されていないと日々考えてしまう。
音楽に興味がある / ないの分界が激しく、興味があっても深度や理解の問題が生じる。
地方における文化的事業全般に言えることではあるが。

エイトピアおおのでの演目は初演。
当日、会場にいらっしゃった方が当ブログを読んでおられたらご存知と思うが、その一曲にかなり難解な楽曲が中盤で披露された。
私には何が間違いだったのか判らなかったが、渡邊氏が演奏を途中で止めた曲。
この楽曲を聴いた時、大げさではないが興奮と鳥肌が止まらなかった。
大分芸術文化短期大学の関係者の皆さんの演奏も鬼気迫るものがあった。

同時に2020年の東京五輪で渡邊琢磨が開会式でも、閉会式でもいいから指揮をしている姿を想像した。
考えたら少し泣けた。
でも、決して可能性のないことではないのではと安易に考えてしまう。
結局のところ、どこと繋がってるかでないのかという邪推。

来年も渡邊氏は同様の若しくはそれ以上の試みと企みを持って大分にやってきます。
皆さま、是非とも渡邊琢磨を宜しくお願い致します。
あ、五輪への道も何かヒントがあれば教えて下さい。

最後に関連映像を。

  


Posted by ReNTReC. at 23:10Comments(0)音楽

2017年10月31日

学ぶべき過去 避けるべき 2

生き残りたる悲しみは
死んでいった者への哀悼以上に
深く悲しい
国家の指導者層の理念に疑いを抱く
望みなき戦(いくさ)を戦う
世にこれほどの悲惨事があろうか


NHKスペシャル 『戦慄の記録 インパール』より引用
https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170815

注)
この投稿は当ブログ内で紹介しているアーティスト及びミュージシャンの方々の思想や信条とは何ら関係するものではありません。
ただ、店主が留めておきたいと思ったに過ぎません。  


Posted by ReNTReC. at 09:39Comments(0)

2017年06月21日

入荷情報

Jump for Joy! debut album 'Bat Pullover' !!!!!!!







Yumi Hara (pf, vo, key, from The Artaud Beats, Half the Sky etc)
Chris Cutler (dr, from The Artaud Beats, Henry Cow, Half the Sky etc)
Geoff Leigh (fl, sax, vo, electronics, from The Artaud Beats, Henry Cow etc)
Jean-Hervé Péron (b, vo, cement mixer, from faUSt)
Zappi Werner Diermaier (dr, from faUSt)
Geraldine Swayne (g, key, vo, painting, from faUSt)

LPとCDをそれぞれ入荷しております。
早い者勝ちです!
The Artaud Beats(HENRY COW)とFAUSTの邂逅。
クリス・カトラーらが提唱し続けている、「Rock In Opposition(R.I.O.)」の火はいまだ消えず。
他にもクリス・カトラー関連、ユミ・ハラ・コークウェル関連のCDなどなどレコメン系 / エクスペリメンタル系入荷しております。
  


Posted by ReNTReC. at 23:09Comments(0)音楽

2017年06月21日

入荷情報

COFFEE & CIGARETTES BAND (DJ KENSEI+SAGARAXX))
「SHOW IN BLEND ETHIOPIA」 [MIX CD]
¥1,620(tax in)
Electrc Roots (2017)





素晴らしいの一言!
何が素晴らしいかって?
RA'S DEN RECORDSのオーナーにして、大分が誇るDJの御手洗氏の仕事が素晴らしい!
地元の人は聴かないかなぁ。
聴いてほしいなぁ。
聴くべきですよ!
こんないい仕事をする人がそばにいるのだから!!!!

以下、electric roots 相良さんのテキストを引用させていただきます。
こちらも胸を熱くさせるテキストです!

Coffee&Cigaretts Band(以下C&C)によるMIX CDシリーズ“Show In Blend”、今回は東アフリカのエチオピア音楽をとりあげます。

なぜエチオピア音楽なのか?

みなさんはMulatu Astakeというエチオピアのミュージシャンをご存知でしょうか。
サンプリングネタの1つとして90年代中頃からMulatu Astakeのレコードはごくわずかであるものの、HIP HOP系のDJ/Producerに知られており、Kensei氏はC&C結成以前からすでにMulatu Astakeのレコードを使ってトラック制作を行っていました。

また、C&Cとして活動を開始した2006年頃、ユニット名の由来にもなった映画「コーヒー&シガレッツ」のジム・ジャームッシュが監督した映画「ブロークン・フラワーズ」が公開されましたが、その映画のワンシーンでもMulatu Astakeの音楽が使われており、映画を観た際にはこの曲のなんとも懐かしいような美しいメロディが自分の心に強い印象として残っていました。

そんな折、自分が働いていたレコードショップで偶然にもその曲が入ったレコードをゲットすることが出来(それはMulatu Astatke Featuring Fekade Amde Maskal Ethio Jazzと書かれたレコードだった)、とても嬉しくなって、早速このレコードをお店でKensei氏にオススメして2人の間で共有しました。

2000年中頃、加速する東京のスピード感についていけないと感じていた自分にとってEthio Jazzのテンションがとてもしっくりきたこともあり、Jazzを基調としながらも独特で新鮮なメロディとリズムを持つ心地良いEthio Jazzグルーヴにハマっていきました。

Kensei氏もそのEthio Jazzの持つグルーヴ感を気に入ってたようで、よくDJでプレイしていました。

自分にとってはMulatu Astakeのこのレコードは2人を繋ぐきっかけでもあり、その後のC&C結成にも影響を与えている1枚だと思っています。

そして今から1~2年前、Kensei氏と長年交流の深い大分Ra’s Den Recordsの店主である御手洗氏がエチオピアに買い付けに行くという知らせを聞きました。それと同時期に自分もたまたま森靖弘氏というエチオピアの音楽に魅了され現地にわざわざレコードを買いに行ったという情熱のある男と知り合いました。エチオピア音楽に魅了されて現地に行ってしまう人が偶然にも周りに2人もいるなんてとても不思議に思えました。(なんだか必然のようにも)

アフリカの中でもなかなか知ることの出来ないエチオピアという国の様子を現地に行った2人から教えてもらい、レコードを聴かせてもらう中で、今まで聴いたことのないエチオピア音楽の幅の広さ・豊かさに触れ、C&Cの中でも自然とエチオピア音楽に対する熱い想いが生まれていました。そして、Ra’s Den RecordsとC&Cで協力して音源をMIXして形にしましょうという話になり、現地で大変な苦労をして買ってきたレコードの中から今回、Traditional・Jazz・Funky Grooveのエッセンスを抽出し、新たにEDIT&MIXを加えて作り出されたRa’s Den RecordsとC&Cによるスペシャル・ブレンド“Show In Blend Ethiopia”が出来上がりました。

(御手洗・森、両氏によるそれぞれの視点で書かれたTEXTも素晴らしいので是非読んでいただきたいです。)

アフリカ大陸の中でも独自の文化を守り、西洋や中近東の音楽を取り入れながら発展していった豊かなエチオピア音楽の香りを“Show In Blend Ethiopia”を通じて少しでも感じとっていただけたらありがたいです。

是非聴いてください。

最後にこのCDを作るきっかけになったRa’s Den Records御手洗氏、森氏、Mulatu Astake、エチオピア音楽、そしてKensei氏に感謝します。

electric roots 相良

Selected by Masaru Mitarai(Ra’s Den Records),DJ KENSEI&DJ Sagarax(Coffee&Cigaretts Band)
Edit by DJ KENSEI

■ 2017年6月17日発売  


Posted by ReNTReC. at 22:58Comments(0)音楽

2017年06月15日

騙された!?騙しません!!




よく出来ています。
騙されたと言って良いのか・・・。
モーレツに読みたくて、中古取扱店のサイトを数時間探しまくりました。
結果・・・。
よく見ると、お判りのようにどこかのファンの方が創作されたようで。
しかし!
これが実在すれば読みたい!と、心から思っております。
この場合、誰がインタビューに応えるのでしょうか?
細◯さん?松◯さん?ユー◯ン?え!大◯さん!?
いやぁ、想像しただけでも文章が勝手に脳内を駆け巡ります。
読みたいなぁ。

さて、「騙しません」の方は新入荷のお知らせです。
(ここのところ、入荷情報を真面目にお知らせしておりませんで・・・。これからが逐次あげてまいります。)

今回はArt Bears meets FaustでエンジニアリングがBob Drakeという贅沢な一枚。
Jump for Joy!の『Bat Pullover』。
クリス・カトラー率いるArtaud BeatsとFaustの現行メンバーによる2015年に行われたスェーデンでのセッション・ライブ録音盤。
緩急の効いた素晴らしい演奏。
各メンバーの個別の演奏に注力して聴くと何度も楽しめる好盤。
LPとCDをご用意しております。
その他にもユミ・ハラ・コークウェル、佐藤行衛関連音源も入荷しております。



  


Posted by ReNTReC. at 22:07Comments(0)音楽音楽と本

2017年06月08日

渡邊琢磨が大分県立芸術文化短期大学にて特別講義を行います。




COMBO PIANOとしての活躍もさることながら、最近では映画音楽家としても広く知られるようになってきた渡邊氏が今回は大分芸術短期大学にて特別講義を行います。
また、翌日の6月10日には大分市のカモシカ書店さんにてトーク・ショーを開催します。
渡邊氏が音楽を担当した三島由紀夫原作、リリー・フランキー主演で話題の映画「美しい星」(http://gaga.ne.jp/hoshi/)の制作に関してのお話しも。

渡邊琢磨が、大分県立芸術文化短期大学にて特別講義を行います。

講義1『音楽、映画その他仕事について』
講師:渡邊琢磨


渡邊琢磨が手掛けた劇伴、付帯音楽などを参考に、映画音楽という仕事の一部分を考察し、デヴィッド・シャイア、アラン・シルヴェストリ、ジェリー・ゴールドスミスらの作品分析を通して、映画における音楽の効果・演出などを検討。早坂文雄(『近松物語』溝口健二監督)、ジャック・ニッチェの映画音楽に浸ってみます。

2017年6月9日(金) 
大分県立芸術文化短期大学:大講義室 http://ur0.pw/DM13
開場18:00/開講18:30
お問合せ: 大分県立芸術文化短期大学 (永田道広) 097-545-4521(直通)
入場無料

渡邊琢磨:Solo Tour 九州

福岡:2017/06/08(木)会場:GraPre (30席限定:福岡県福岡市中央区警固2-19-9 百田ビル 2F)
開場19:30/開演20:30/料金3,000円 (+1ドリンク別)
お問合わせ: millimeterscale@gmail.com

大分:2017/06/10(土)カモシカ書店 
出演:渡邊琢磨/司会:二宮圭一(美術家)
(大分県大分市中央町2-8-1いわお洋装店2F) 
開場19:30/開演20:00/料金1,000円(同日はトークのみ)  
お問合せ: 0610oita@gmail.com  


Posted by ReNTReC. at 20:18Comments(0)音楽文化

2017年04月17日

ReNTReC.インストア・ライブ

“ Birchall : Andreae : Willburg ”


2017 / 04 / 18(Tue.) 

19:00 start



 さてさて、ReNTReC.では最近インストア・ライブを開催しておりませんでした。
なぜか?
ただ機会がなかっただけなのですが、こういうものはタイミングも大切。
なんでもやれば良いというわけではありやしませんから・・・。
 今回の英国からの御三方のライブもほんの数日前に決まりました。
なんだ、ゆるいライブ・イベントかとナメることなかれ。
それぞれにキャリアを積んだ手練れでございます。
しかもイケメン
これも何かのご縁と準備の時間もありませんが、ノッてみることとしました。
なんだか善い匂いがします。
 ヤンチャな英国紳士によるサックスギターダブル・ベースよる即興演奏の夕べ。
どうぞ、どうぞ。
ReNTReC. 店主



【会場】ReNTReC. tel:0977-76-5584
【日時】4月18日(火) 19:00 start
【料金】ドネーション制


【出演】
    
Sam Andreae (サックス) - http://samandreae.com


    



















David Birchall (ギター) - https://davidmbirchall.com


    


















Otto Willburg (ダブル・ベース) - http://ottowillberg.com





















  


Posted by ReNTReC. at 20:05Comments(0)音楽

2017年04月05日

学ぶべき過去 避けるべき未来 あなたたちは知っていた/知っている

1945年8月6日 米国、広島へ原子爆弾投下。
1945年8月9日 米国、長崎へ原子爆弾投下。 
1945年9月2日 第二次世界大戦終結。
1945年10月 米国にて大規模な兵器展示会開催。

その後。

独裁者の狂気を押し留められなかった世界。
一本のフィルムが残されている。
=ブーヘンヴァルト強制収容所=
ドイツ中部のブーヘンバルト強制収容所を連合軍が解放した時の映像である。
ユダヤ人や政治犯など5万人以上がここで犠牲となった。
連合軍はこの場所をドイツ人にも見せなければならないと考えた。
=連合国軍最高司令官・アイゼンハワーの言葉=
「収容所は私自身も見なければならないと思った。将来、この酷い行いがありもしないデッチ上げという人たちが現れた時、自分がこの目で見た証拠を伝え残すためにも。」
=見学されたドイツ人たち=
ドイツ人が見学させられる映像も残っている。
一人の女性カメラマンが、その時の様子をこう記している。
=従軍カメラマン・マーガレット=バーク・ホワイトの言葉=
「女性は気を失い、男性は顔を背け、“知らなかったんだ!”という声が人々からあがった。すると、解放された収容者たちは怒りをあらわにこう叫んだ。」

“いいや、あなたたちは知っていた”


NHKスペシャル 新・映像の世紀「第3集 時代は独裁者を求めた」より引用。
https://www.nhk.or.jp/special/eizo/
  


Posted by ReNTReC. at 22:51Comments(0)文化

2015年08月18日

ライブ!大友良英with別府フライング・オーケストラ!!

ギタリスト/ターンテーブル奏者/作曲家/映画音楽家/プロデューサーであり、一昨年のNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の音楽で日本中を沸かせた、あの大友良英氏が「千住フライング・オーケストラ」を別府で再現!!!
遠藤一郎氏の凧上げも開催予定。
“空から音が降り注ぐ演奏会”にご期待下さい。


photo:佐藤類

photo:佐藤類




演題:ライブ!大友良英 with 別府フライング・オーケストラ!!
出演:大友良英/遠藤一郎/千住フライングオーケストラ/鈴木広志/木村仁哉/山内桂 ほか
会場:トキハ別府店立体駐車場屋上(大分県別府市北浜2-9-1)
     ※雨天時は11階駐車場で上演
日時:2015年9月5日(土)
    17:00開場/18:00開演(上演時間1時間程度)
料金:一般:前売3,500円 / 当日4,000円
    小・中学生:前売1,000円 / 当日1,500円
    未就学児:無料
定員:350名

チケット発売日:2015年8月18日(火)11:00
チケット購入先:
  ・混浴温泉世界2015 ウェブサイト
   *ウェブサイトで購入の場合には会員登録(無料)が必要です
   *「混浴温泉世界」のプログラム予約で既に入会済の場合は、同じ会員IDをご利用頂けます
  ・混浴温泉世界2015 JR別府駅構内特設インフォメーションセンター

お問合せ:別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」実行委員会事務局
 (NPO法人 BEPPU PROJECT内)
 〒874-0933 大分県別府市野口元町2-35 菅建材ビル2階
 tel:0977-22-3560

《重要なお知らせ》
管楽器演奏者募集(7名程度・経験者)
審査方法等 詳しくは事務局までお問い合わせください<担当=那木(ナギ)>
  


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2015年08月13日

イベント告知です!

モタモタとしているうちに肝心な告知が出来ていない。
だいたい、コチラに向き合うのもいつ以来なのか・・・。
吐き出すが如く、一気に告知致します!
一部、主催団体が違っていますので、ご注意下さい。

環ROY × 蓮沼執太 × U-zhaan 即興ライブ 
※こちらはチケット完売です。告知まで・・・。すみません。当日あるのかしら・・・。

日 時 8月15日(土)13:00~14:00(開場12:30)
会 場 松原公民館(別府市松原町3?4 松原温泉2階)
定 員 60名(要予約)     
駐車場 無(近隣コインパーキングをご利用ください)
料 金 前売 3,000円 当日 3,500円(中学生以上)
    前売 1,500円 当日 2,000円(小学生)

     *未就学児無料
    (少人数のため、ご購入頂ける枚数は2枚迄とさせて頂きます)
【チケット購入方法】(7/27(月)12時より)*好評につき、チケット完売致しました
  チケット購入サイト・別府駅総合インフォメーションセンターにてご購入下さい
     *購入には会員登録(無料)が必要です
     *「混浴温泉世界」のプログラム予約で既に入会済の場合は、同じ会員IDをご利用頂けます
【お問い合わせ先】
  別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」実行委員会事務局
  TEL:0977-22-3560  E-MAIL:info@mixedbathingworld.com



THE FINAL OBAKE BAR

「恐怖の館」に突如現れるバーでの音楽絵巻!BING aka Toshio Kajiwara参戦!
日 時 8月15日(土)20:00 start !!!
会 場 別府永久劇場 「恐怖の館」館内     
駐車場 無(近隣コインパーキングをご利用ください)
料 金 入場口での1ドリンク・オーダー

Live : HOLY C-60(HE?XION! TAPES)/ 山内 桂(Salmo Sax)
DJs : BING aka Toshio Kajiwara / POLYPICAL / Masago(DRESS) / ROOKOW etc...
【お問い合わせ先】
  ReNTReC./ベップオンガク
  TEL:0977-76-5584  E-MAIL:rentrec.beppuongaku@gmail.com  担当:日名子




渡邊琢磨 ソロ・ライブ in 別府
湯布院映画祭、冨永昌敬監督新作「ローリング」上映の翌日、8/31(月)別府駅前通りにある老舗映画館ブルーバード劇場2階の純喫茶「なかむら」にてピアノソロ・ライブ。


日 時 8月31日(月)開場:19:00/開演:19:30
会 場 別府・なかむら珈琲店(地図:http://u888u.info/mYnj)※別府ブルーバード劇場 2階
定 員 30名(要予約)     
駐車場 無(近隣コインパーキングをご利用ください)
料 金 ¥3,000(1ドリンク付)

【お問い合わせ先】
  ReNTReC./ベップオンガク
  TEL:0977-76-5584  E-MAIL:rentrec.beppuongaku@gmail.com  担当:日名子

  


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2015年06月09日

久しぶりのインストア・ライブ!

ReNTReC.店内での久々のインストア・ライブです。
福岡で活躍中のオーネット・コールマンのトリビュート・カルテット、“OTQ”(Ornette Coleman Tribute Quartet)によるジャズ演奏。
ReNTReC.では2度目のライブです。
本格派です!かなりの凄腕です!!
王道のジャズからラテン風味まで、幅広く演奏を繰り広げてくれます!

OTQ JAZZ LIVE
2015/06/13(Sat)16:00 Start  
※休憩を挟んでの二部構成となります。
大分県別府市駅前本町 別府駅北高架商店街 ReNTReC. tel:0977-76-5584
charge:As you like !(「お気持ち」制です)


出演:
Alto Sax:Fujii Masakazu
Tenor Sax:Isiai Hiromichi
Contrabass:Fukuyama Wataru
Drums:Takei Tsuneo





[Ornette Coleman Tribute Quartet プロフィール]
2009年結成。
フリー・ジャズの巨人、オーネット・コールマンの楽曲を題材に自由な即興演奏を繰り広げることをコンセプトとしたジャズ・コンボ。
即興演奏のぶつかり合いから生まれる八方破れなエネルギーを是非お楽しみ下さい!!!!!




  


Posted by ReNTReC. at 19:07Comments(0)音楽

2014年12月04日

ツジコ ノリコ最新作入荷しました!

帰って来ました!
遂に届きました!
ツジコ ノリコの最新作。
待望の作品。
完全な個人名義としては6年ぶり。
待ちました。
この想いに応えてくれるに余りある、充実の声と音!!
14分を超えるオープニングから心と身体が震えて、感動が渦を巻いてやって来ます。
タイトルは『帰って来たゴースト My Ghost Comes Back』。
亡き人への想いと再会がテーマ。
至極、個人的なお盆の光景。
いつものエレクトロニック・サウンドは健在で、そこに良い塩梅で生のヴィオラや琴などの器楽音が絡んでいます。
少し、ほんの少し、いつもと佇まいが異なる歌唱。
しかし「ツジコ ノリコ」だとはっきりと判るボーカルの安定感。
期待を裏切らない人です。
素晴らしい作品です。

是非とも皆様の心と身体に届きますように。



『帰って来たゴースト My Ghost Comes Back』
Price: ¥2,484(incl. tax)
Label: Editions Mego
Catalog N°: eMEGO 201
Release: 24 November 2014
Format: CD

ツジコノリコが帰ってきた。
自身の言葉を見つけるために6年間の旅のあと、言葉の一つ一つ、楽器のアレンジから音の選び方や”間”の取り方など、持ち前のセンスとアレンジ感覚が十分に発揮された集大成的な作品。
多くの楽器を使用し今まででの作品の中で最もアコースティックなアルバムとなった今作には、Yuki Yoshida, Yasutaka Yokota(マンドリン)、波多野敦子(ヴィオラ)、Gerard Paolo(のこぎり)、Maxwell August Croy(琴)、Tyme.(ヴィブラフォン)、su:(ドラム)、Martin Brandlmayr(ドラム)など多彩なアーティストが参加している。
楽曲アレンジの幅が広がりつつ、独特のスタイルのボーカルと、彼女の感性がそのまま溢れ出た歌詞の世界。
もう戻って来たゴーストの衝動は止める事ができない。
ミックスにはTatsuya Yamada(Tyme.)、マスタリングはKohsuke Nakamura。
■特典としてEditions megoレーベルサンプラーCD-R付き

最近、様々なことが彼女の身に起こった様子。
今回の作品は「その1」という位置付けの様で、「その2」制作も含めた費用のファンディングを行っています。
是非とも、ご協力下さい。
https://www.indiegogo.com/projects/tujiko-noriko-new-album#home


  


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