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2011年07月29日

ハラカミレイさんを偲んで。

ハラカミレイさんと初めてお会いしたのは2008年の8月。
別府市公会堂創立80周年の記念イベントに参加して頂いた。
公演が実現するまでにかなりの苦労を要したのを記憶している。
ただ、公演当日のハラカミさんから与えて頂いた驚きと喜びは今でも昨日のことのように覚えている。
大分空港にマネージャーさんより先に到着したハラカミさんは空港内のレストランのとり天を見て、さすがに昼から酒はないだろうといいつつとり天をつまみに美味しそうにビールを飲んでいた。
会場に到着するまでの道中、あいにくの悪天候で高速道路にかなりの霧がかかっていた。
車を運転していた井下くんがそんな中をかなりのスピードで運転するのを、大分の人は皆そうなのか?と嬉しそうに聞いていた。
会場に到着して、館内が禁煙だと知るや煙は窓からきちんと出すから館内で吸っていいかと真顔で聞いてきた。
公演の前は少しナーバスになるからの発言にスタッフの間に緊張が奔った。
400名の観客を前にした公演はこれ以上のない素晴らしものだった。

別府はハラカミレイを記憶した。

打ち上げの酒も美味かった。

2009年4月、再び別府でハラカミさんと再会した。
もう前回のような緊張はない。
別府国際観光港でのミナトナイト。
この時は、ルビオラさんやヤベミルクさん、そしてインナーサイエンスさんとハラカミさんの既知の仲間が集まっていたのでこちらも完全に皆さんにアテンドをお任せしてしまったことをいまだに悔んでる。
翌日の別府散策はおもしろかった。
その夜、ハラカミさんは鍵がないだの携帯がないだのの大騒ぎをしたのを覚えている。
今となっては夢のような、僕にとってかけがえのない時間であった。

この時のハラカミさんとの約束を何とかして果たそうと今日も頑張っている。
ハラカミさんは忘れていたかも知れないが・・・

今はただただ悔しい。

ハラカミレイという音楽家の未来をもっと見ていたかった。

約束を果たしたかった。

時間は無限にあると勘違いしていた。

自分ののろまさが恨めしい。

悔いても仕方がない。

ご冥福を祈るしかない。

ハラカミさん、本当にありがとうございました。
ゆっくりお休みください。

最後に、ハラカミさんと別府をつなぎ続けて頂いたミュージックマインの遠藤さんへ御礼申し上げます。



  


Posted by ReNTReC. at 01:08Comments(1)音楽